新古紋紗水色地名古屋帯*千鳥(未仕立)

新古紋紗水色地名古屋帯*千鳥(未仕立)
参考作品

商品詳細

ゆらぎの地紋を波間に見立て、千鳥を染めました。

 

新古生地とは、少し前に織られて白生地のまま置かれていた生地のこと。

今の生地にはなかなか見られない、面白い生地との出会いがあります。

透ける紗に地紋を織り出した、紋紗。

こちらの紋紗は緯糸が交互にゆがませてあり、横よろけのような網目のような文様が浮き上がっています。

 

何を染めようか楽しく悩んだ末に、淡い水色の地に千鳥と水しぶきを飛ばしてみたら、

葛菓子のような帯になりました。

 

生地違い、地色違いなどのご注文も承ります。

 

【生地】 新古紋紗

丹後で織られた紋紗の新古生地です。

 

【地色】 水色、ミントブルー

ごく淡い水色です。

アクアマリンを思い浮かべながら調合しました。

 

*新古生地による訳あり品について

呉服屋さんに眠っていた古い白生地を使用したものです。(詳しくは→こちらをごらんください。)

もともとはとても上質で、しっかりした産地のものばかりですが、経年により黄変していたり、シミが浮き出ていたりしていることもあり、お値段がぐっとお安くなっています。

それらの生地を生まれ変わらせるべく、1本1本吟味して、それぞれに合ったやり方で、帯に染め上げています。

基本的にはほとんど難のない生地を選び、正規品と変わらない仕上がりを目指していますが、ものによっては、支障の無い部分に目立たないシミがあるなど、軽度の難がある場合もあります。

正規品と同じく、実物をご覧いただいてからの返品も可能です。(お仕立て後でも可)